一度も他人から指摘されたことはないのですが、物心ついた頃からワキガで悩んでいました。
小学生の女の子なんて、ひげ、体系、臭い・・・・どこからでもからかわれる対象になるのが私にとっては恐怖でした。
そのため人が近づいたときはなるべく脇の下を開かないようにしたり、お友達と遊びに行く際は一度家に帰って着替えるようにしたり、それなりに対策を練ってきました。

10代の頃は、お風呂で身体を一生懸命洗っても上がったすぐ後すでにバスタオルに臭いが移ってしまうほど。皮膚科に通って汗腺をふさぐ手術の話を聞いたりしましたが、本来発汗されるべきところをふさいでしまうということは、それなりに不都合もあるとのことを先生からも説明され、尻込みしている間にさらに10年が経ちあっという間に25歳。会社で深夜作業などもあり、シャワーも浴びることができないまま小さい作業部屋の中に何人かで押し込められることもあり、そんな時も臭いを感付かれたら・・・と気が気ではありませんでした。

 

ちょうどその頃、皮膚科の先生から永久脱毛の提案をされました。あまり状況は変わらないかもしれないけれど、脇の下を清潔に保つという意味では効果があるかもということでしたので思い切って試してみることにしました。今までにない激しい痛みを伴うレーザー施術を何度も受けて、2年程かけて完全に脱毛をする頃にはだいぶ臭いも取れ汗をかくことが苦にならないまでになりました。それから10数年、現在38歳の私は普段の生活で体臭を意識しないでもいられる程度に暮らせるようになりました。

 

誰かが悩んでいた10代の私に、歳を取るごとにホルモンが薄れて臭いがしなくなると言ってくれたことがありました。その時は気休めだと思っていましたが本当なのかもしれません。永久脱毛の影響もあるのかもしれませんが、若いころに比べて臭いがかなり薄くなり、バスタオルに臭いが染み付くこともなくなりました。ただ未だに素材を間違えてシャツを買ったりすると半年くらいで洗っても洗っても汗のにおいが取れなくなりますが。

 

随分長い間悩まされ翻弄しましたが、今ではそんな身体とうまく付き合えるようになりました。あの十代の時、今の状態が想像できてればそれほど悩まずに済んだんだけどな。ワキガ対策法って、今では手術以外にもあるんですね。ワキガ用のクリームなどもあるようです。